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メルカリはスマホで手軽に不要なものを売ったり、欲しいものを安く買ったりできると人気のフリマアプリです。
車の売却を検討している方の中には、
メルカリで車を出品できないかと考える方もいるかもしれません。
メルカリで「自動車本体」の検索結果
この記事では、メルカリで車を出品することはできるのか、できるとすれば
手順や注意点はどのようなものなのかご紹介します。
当サイトの結論としましては、メルカリで車を売るメリットは少なく、できるだけ手間を減らして高く売るのであれば
一括査定からの売却がもっともおすすめです。
今回の記事ではメルカリで車を出品する方法や、メルカリを利用するメリット、デメリットなどについてまとめています。
メルカリで車を売った方が高く売れるかな?
と考えている方の参考になるかと思います。
大手の中古車買取業者の比較したランキング記事も参考にしてみてください。
そもそもメルカリで車は出品できる?
まず、そもそもメルカリで車を出品することをできるかということですが、
結論から言えばまったく
問題なくできます。
ただし、2020年11月からはメルカリで車やバイクを購入できるのは20歳以上からとなっており、20歳未満購入不可のカテゴリとなっています。
メルカリでの車の売買は、いわゆる
個人売買です。
一昔前は
車の個人売買と言えばヤフオクが定番でしたが、最近では
メルカリでも多くの車が出品されています。
今回は、メルカリでの車の売却に興味がある方のために、以下のような注意点を中心にご紹介していきます。
・メルカリでの車出品の流れ
・メルカリで車を出品するメリット
・メルカリで車を出品する注意点やデメリット
メルカリで車を出品する流れ
当サイトとしては、メルカリで車を売るメリットは少なく、できるだけ簡単に高く売るのであれば一括査定を利用した売却がもっともおすすめですが、ここでは、メルカリで車を出品する際の流れをご紹介します。
車を出品する前の準備から取引終了までの流れを紹介していきます。
メルカリで車を出品する流れ
- 車を出品する前に準備する
- 車を出品する
- 買い手が決まったら対応する
- 購入者が受取評価をしたら出品者が評価する
- 出品者に売上金が反映されて取引終了
車を出品する前に準備する
車を出品する前には以下の書類を揃えておくと、スムーズに取引を進めることができます。
事前に準備しておく書類
・車検証
・自動車損害賠償保険証明書
・自動車税納税証明書
・自動車リサイクル券
また、名義変更を購入者が行う場合には、下記の書類も渡す必要があります。
名義変更に必要な書類
・印鑑証明書
・譲渡証明書※要押印(実印)
・委任状※要押印(実印)
車を出品する
書類の準備ができたら、メルカリの出品画面を開いて車を出品します。
基本的には車両の
画像をアップロードして、
車両情報を入力するだけで出品できます。
画像に関しては、最大10枚までアップロードできます。全体が分かるように車の前後や内装などを載せますが、傷などがあれば必ずその画像も含めるようにしましょう。
次に車両情報を入力しますが、商品名から入力します。商品名に関しては、次の3つの情報が含まれていると、購入者に分かりやすくなります。
【車両情報】
・自動車のメーカー
・車種やブランド
・ボディの色
商品名は全角で40文字までとなっています。ボディカラーについては主観ではなく、
メーカーが公表している公式のカラーネームを記載しましょう。
次に商品の説明文ですが、以下の情報を記載します。
【商品の説明文】
・車種
・グレード
・年式
・走行距離
・車検有効期限
・整備点検記録簿の有無(あると商品への信頼度がアップ)
・事故歴
・その他特筆すべき事項
(全角で1,000文字まで)
車種やグレード、年式なども正確に記載する必要がありますが、
修理・事故歴なども正直に記載しましょう。
時折、ノークレームノーリターンと書いている人もいますが、瑕疵がある場合は
瑕疵担保責任があります。相手からクレームが来たら修理する責任があります。
全部入力し終わったら、もう一度全体を確認してみましょう。
問題がなければ
「出品する」のボタンを押して出品は完了です。
買い手が決まったら対応する
出品した車が購入されたら、取引メッセージで
自動車の発送方法と
引き渡し日を相談して決めます。
購入者に自動車と準備しておいた書類を渡して、名義変更を行ってもらいます。購入者が近くに住んでいる場合は直接引取りも可能ですが、遠方の場合は陸送会社を手配して陸送します。
陸送会社の手配に関しては、メルカリで提携している業者などはないため、販売者か購入者で費用を負担する側で手配が必要です。
購入者が受取評価をしたら出品者が評価する
購入者が名義変更を行うと受取評価をしてくれます。受取評価が行われたと通知があったら、出品者も購入者の評価を行います。
出品者に売上金が反映されて取引終了
購入者の評価を行うと売上金が反映されます。メルカリでは、
手数料が10%かかるため、売上金は購入金額から10%の手数料が差し引かれた金額になります。
売上金が反映されたのを確認すれば、取引は終了となります。
メルカリで車を出品するメリット
メルカリで車を出品するメリット
- 気軽に出品しやすい
- 操作が比較的簡単
- ユーザー数が多くて売れやすい
- 中間業者のコストが省ける
当サイトとしては、できるだけ簡単に高く売るのであれば、メルカリよりも一括査定を利用した売却をおすすめします。
その理由は一括査定では複数の業者が査定してくれるため、高値で買い取ってもらえる可能性が高くなることです。
また、メルカリとは違い出品作業などの手間もかかりません。
しかしメルカリで車を出品する際のメリットもあります。
ここでは、メルカリで車を出品する
メリットをご紹介します。
メルカリで車を出品するメリット
▶︎気軽に出品しやすい
▶︎操作が比較的簡単
▶︎ユーザー数が多くて売れやすい
▶︎中間業者のコストが省ける
気軽に出品しやすい
メルカリで車を出品する場合、スマホを使って気軽に出品しやすいことが最大のメリットです。
メルカリと言えば、気軽に不要なものを出品できることで人気を集めましたが、車に関してもそれは当てはまります。
例え出品している車が売れなくても、特に費用などもかからずに再出品ができます。
操作が比較的簡単
また、別のメリットとして、メルカリで車を出品する時の操作は比較的簡単なことが挙げられます。
売りたい車の写真を撮って、車体情報を入力するだけで出品することができます。
さらに、メルカリには
「車検証2次元コード出品機能」も導入されています。
これは、
車検証に記載されているQRコードを読み取れば、車種や車検証の有効期限などが自動的に入力される機能です。
ユーザー数が多くて売れやすい
メルカリは2023年に10周年を迎え、一か月間の利用者数が2,000万人以上もいる大手フリマサイトです。
利用者が多いので、
購買率も高い傾向があります。
これは、車の出品についても
購入希望者が多いことを意味しますので、それだけ車が売れやすいことを意味します。
中間業者のコストが省ける
愛車を買取業者に売却する場合は、業者が利益を得るために買取価格は低くなる傾向があります。
いわゆる
中間マージンですが、メルカリの場合はこれがかかりません。
手数料として販売価格の10%が差し引かれますが、それを考慮に入れても
中古車買取業者を利用するより最終的に高く売れる場合があります。
メルカリで車を出品する際の注意点とデメリット
メルカリで車を出品するデメリット
▶︎現車の確認がしづらい
▶︎直接取引が禁止されている
▶︎取引相手によっては大きな失敗につながる
▶︎取引の手間が多い
当サイトでは、メルカリよりも一括査定を利用した売却をおすすめします。
その理由は一括査定では複数の業者が査定してくれるため、高値で買い取ってもらえる可能性が高くなることです。
また、メルカリとは違い、買取のプロに査定してもらうことで余計なトラブルにならず、安全に取引ができます。
さまざまなメリットがあるメルカリでの車の出品ですが、
注意点やデメリットもあります。
ここでは、とくに注意したい点をピックアップしてご紹介します。
メルカリで車を出品する際の注意点とデメリット
- 現車の確認がしづらい
- 直接取引が禁止されている
- 取引相手によっては大きな失敗につながる
- 取引の手間が多い
現車の確認がしづらい
メルカリでは、購入者の住んでいる場所が近隣とは限らないため、
現車の確認をしてもらいにくいというデメリットがあります。
現車確認ができない場合は、出品者の撮影した写真と車の状態について説明したテキストから、購入するかどうかを判断してもらう必要があります。
写真や説明文を見た限りでは状態が良い車だと思っても、実際に車が届くと
説明とは違ったとトラブルになるケースもあります。
直接取引が禁止されている
メルカリでは、出品した商品をメルカリを介さずに外部で直接取引することは禁止されています。そのため、現車確認などで取引相手と直接会うとしても、その場で現金のやり取りをすることはできません。
これは、車を引き渡す際にも同様で、双方の合意があれば直接車を引き渡すこと自体に問題はありません。
ただし、メルカリに支払う手数料がもったいないからと言って、商品代金をメルカリの決済方法を介さずに直接支払ってもらうことはできません。
取引相手によっては大きな失敗につながる
別のデメリットとしては、必ずしも取引相手が理想的とは限らず、なかにはストレスを抱えるような買い手がいる場合もあります。
例えば、
極端な値下げを要求してくるユーザーを挙げることができます。
こちらが20万円の価格を付けているのに、10万円に値下げしてほしいと言う人などです。
メルカリはフリマなので、値下げをお願いすること自体に問題はありません。しかし、あまりに極端な値下げをしてしまうと、売り手が損をしてしまいます。
こうした場合には、コメントでしっかり値下げできない旨をしっかり伝えましょう。それでも、しつこいようであればブロックするといった対策を取る必要があります。
取引の手間が多い
スマホを使って手軽に出品できるとはいえ、実際に車を購入者に引き渡すまでにはさまざまな取引の手間がかかるのもデメリットと言えます。
具体的には、これはメルカリで車を売却する場合に限りませんが、
書類をいろいろと準備する必要があります。
また、価格設定についても考える必要があります。できるだけ高く売りたいのが心情ですが、相場からかけ離れた価格だと購入者がいなくなってしまいます。
さらに、あとでトラブルにならないように
車の状態を細かく記載する必要があります。そのために、しっかりと車のコンディションをチェックして、買い手が必要な情報をもれなく記載しなければなりません。
また、購入者が遠方だった場合には
車両の陸送にも対応しなければなりません。通常は陸送会社を手配して陸送しますが、その手続きも行う必要があります。
メルカリでの車の出品に関するよくある質問
当サイトでは、メルカリよりも一括査定を利用した売却をおすすめします。
その理由は一括査定では複数の業者が査定してくれるため、高値で買い取ってもらえる可能性が高くなることです。
しかし、どうしてもメルカリを利用したいという方もいるかと思います。メルカリでの車の出品について、事前に知っておきたいことやよくある質問がある方も多いでしょう。
そこでメルカリでの車の出品に関して、よくある質問とその答えをまとめました。
メルカリでの車の出品に関するよくある質問
- そもそもどうやって出品するのか
- 売りやすくするための工夫が知りたい
- 名義変更に関してはどうなるの?
- トラブルや失敗の事例があれば知りたい
- 支払い方法は何が選択できる?
- 車の輸送や配送はどうするの?
そもそもどうやって出品するのか
メルカリで出品する流れのところでも説明しましたが、メルカリではスマホを使って簡単に車を出品することができます。
車の写真を撮って、車体情報を入力するだけで出品できます。車検証に記載されているQRコードを読み取れば、
自動的に車体の情報も入力してくれます。
売りやすくするための工夫が知りたい
売りやすくするためには、
車の写真を撮る際に工夫することができます。全部で最大10枚撮影可能なので、できるだけたくさん写真を撮りましょう。
車体の前方、後方など全体が分かる写真だけでなく、運転席や後部座席、荷台など内装の状態が分かる写真も撮ります。
走行距離の分かる
メーターの写真があると購入者は安心します。
また、外装や内装に傷や汚れがある場合は、その程度が分かる写真も撮影します。
出品の際の商品説明も重要で、丁寧で分かりやすい説明だと車に興味を持ってもらいやすいです。また、買い手に安心感を与え、後々のトラブルも避けることができます。
名義変更に関してはどうなるの?
名義変更に関しては、基本的に
購入者が行う必要があります。売り手が買い手に必要書類を送り、買い手も必要書類を用意したうえで陸運支局に出向いて申請手続きを行います。
トラブルにならないように、あらかじめ書類を送付する方法やタイミングなどを打ち合わせておくのがおすすめです。
行政書士や専門の業者で名義変更を代行してくれるサービスもあるので、書類手続きに不安がある場合にはそういったサービスを利用するのも検討すべきでしょう。
ただ、当然費用はかかりますので、そういった費用も踏まえた上での販売価格を決める必要がありますね。
自動車の名義変更を専門で取り扱っている会社もあり、費用はおよそ35,000円〜60,000円ほどとなっています。
車庫証明の取得まで依頼するのかどうかなど、手続きをどこまで依頼するかによっても費用が変わってきます。
項目 | 費用 |
---|
移転登録手数料 | 500円 |
---|
車庫証明 | 2,000円〜3,000円 |
---|
ナンバープレート代金 | 1,500円〜5,600円 |
---|
印鑑証明発行手数料 | 1通300円 |
---|
名義変更代行手数料 | 10,000円〜60,000円 |
---|
トラブルや失敗の事例があれば知りたい
メルカリに限らず、車の個人売買で起こりがちなトラブルとしては、
買い手が名義変更をしてくれないという場合があります。
名義変更が行われないと、万が一買い手が事故を起こした場合、連絡が売り手の方に来てしまいます。また、年1回の自動車税も売り手の方に請求が来ます。
対策としては、
車を引き渡す前に名義変更を済ませてしまったり、
名義を一時抹消してから引き渡す方法があります。
また、名義変更を代行している業者に依頼するのも良い方法です。
支払い方法は何が選択できる?
メルカリで車を出品する場合、出品者には関係ありませんが、支払い方法にはクレジットカード・キャリア決済・コンビニ・銀行ATMなどさまざまな方法があります。
購入者がどのような支払い方法を選択したかは、取引画面やお知らせのところにメッセージが届くようになっています。
車の輸送や配送はどうするの?
メルカリで車やバイクを売る際に、最も費用がかかる可能性があるのがこの陸送費用です。
メルカリで車を売る際には、陸送にかかる費用を販売者が負担するのか、購入者が負担するのかを事前に決めておく項目がありますのでその費用も考えて販売価格を決めなくてはいけませんね。
車の陸送費用は、以下の要件によって金額が変わります。
・自走可能かどうか
・車種、車のサイズ
・陸送する距離
そのため、購入者が住んでいる場所によって掛かる金額も大きく変わってきます。
そうなると、事前に陸送費を算出するのは難しいため、陸送費は別途とするか購入者負担としておくのがおすすめです。
一例として、東京から大阪までプリウスを業者に頼んだ場合の費用を見積もりとってみました。
料金:72,626円
日数:6日〜7日
結構な費用と日数が掛かるので、この点も認識しておく必要があるでしょう。
参考:
マイカー・オートバイ輸送サービス
安全に車を売るなら車買取業者がおすすめ
ここまで見てきたように、メルカリは
手軽に出品できたり、
中間マージンがないために高く車を売却できたりするなどメリットが多いです。
一方で、車のプロが介入するわけではないのでトラブルに巻き込まれたり、失敗したりする可能性もゼロではありません。
そのため、
安全に車を売るなら車買取業者がおすすめです。
安全に車を売るなら車買取業者がおすすめ
メルカリで売る前に、車を一括査定してみよう
車買取業者に車を売却する場合は、車の一括査定サービスを利用すると良いでしょう。一括査定とは、サイトで車の情報を入力すれば
複数の業者が査定してくれるサービスです。
車一括査定サービスのメリットは、手軽に複数の業者に愛車の査定が依頼できて、
高値で買い取ってもらえる可能性が高くなることです。
一方で、査定を依頼すると買取業者から一斉に
電話がかかってきたり、メールが送られてきたりするというデメリットもあります。
メルカリと車一括査定サービスのメリット・デメリットをよく比較したうえでどちらを利用するか決めると良いでしょう。
メルカリを利用するにしても、一括査定サービスを利用すれば愛車の相場を確認することができます。
場合によっては、メルカリよりも高く売れる可能性もありますので、まずは車を一括査定してもらってから考えても良いでしょう。
まとめ
今回は、メルカリで車を売却したいと考えている方向けに、出品の流れやメリット・デメリットなどをご紹介してきました。
メルカリは
手軽に車を出品できて便利ですが、自分に問題がなくても相手がいることなので
買い手とのトラブルのリスクもありますし、経験やノウハウも必要です。
ぜひ、メルカリだけでなく、
車一括査定サービスの利用も検討してみてください。
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