車の買取査定を依頼する際、「あまり住所や電話番号は教えたくないな…」と感じる人もいるかもしれません。

「インターネットで気軽に査定依頼できるのに、住所まで教えるのはちょっと…」と、個人情報の入力に抵抗を感じてしまうのがその理由でしょう。

しかし、一括査定サービスの依頼時に住所を入力するのには、さまざまな理由があるのです。

【出張査定をするためには住所が必要！】

車を査定するためには、買取会社の査定士が依頼者の車をチェックする必要があります。

車を買取会社に持ち込んで査定してもらうのもひとつの方法ですが、査定の手間を省くことを考えると、買取業者に自宅や職場へと訪問してもらい査定を受けられる出張査定を利用したいものです。

買取業者は査定の依頼時に入力してもらった住所を確認したうえで、近隣店舗から査定士を派遣し出張査定を行うため、依頼者の自宅や職場の住所が必要です。

また、出張査定のメリットは、手間を省くだけではありません。

たとえば、壊れていたり事故を起こしたりして自走することのできない車を査定してもらう場合は、買取会社に車を持ち込むことができません。また、査定を依頼する車が1台だけなら持ち込みも可能かもしれませんが、複数台ある場合は、とても自分ひとりで持ち込むことはできません。

そういった事情がある場合は出張査定を利用することになりますので、査定依頼時の住所入力が欠かせないのです。

【エリアによっては買取に地域差が出るため】

車の需要や好みが地域によって異なるため、エリアによって買取金額に差が出る場合があります。

たとえば、田舎に比べると都会のほうが高級車を購入する人が多い傾向にあるため需要は増えるため、高めでの取引、買取が可能です。また、雪の多い北日本では、チェーンが必要になる普通車よりも四輪駆動車がよく売れるため、やはり北日本では高い金額での買取が可能です。

買取業者では、査定の依頼時に住所を入力してもらうことで、エリアの需要の特性を加味し、地域差を考えた査定ができるのです。


また、全ての査定会社が全国展開をしている訳では無く、対応している査定会社が地域によって異なることもあります。

東北エリアで四輪駆動車を高額買い取りしている業者がいても、沖縄エリアでは買取対応していないケースもあります。


上記の2点の理由で、依頼者の住所から買取額や買取対応の可否を判断しますので、住所は査定依頼時の重要な情報となるのです。

【冷やかしの排除が高額査定に結びつく】

住所を入力するもうひとつの理由は、単なる興味本位で見積もり価格だけを知りたがる「冷やかし」を排除するためです。

「冷やかし」の見積もり依頼が増えると、買取業者が見積もり価格を算出するための人件費が高くついてしまい、利益を圧迫してしまうことになります。

それを防ぐために、査定の依頼時に住所を入力してもらっています。

住所を入力するということは、本当に車を売りたいと考えているはず。「冷やかし」を排除し、実際に査定に来てもらいたいと望んでいる利用者への対応に注力することで、1件でも多くの高額査定を提供できるよう努めているのです。

【個人情報は厳重に取り扱われているので安心！】

車の買い取りと聞くと、強引な勧誘やトラブルの事例を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

インターネットなどで事例が報告されているような、悪質な車の買取業者がまったくいないわけではありません。

ただし、JADRIでは個人情報の厳重な取り扱いはもちろんのこと、厳選した買取業者だけが登録できる仕組みを採用していますので、安心して住所を入力したうえで、査定依頼ができます。

もちろん、一括査定サービスの運営会社そのものも、個人情報保護方針を設けてサービスを運営していますので、住所や電話番号などの個人情報を入力することに不安を感じる必要はありません。

もしトラブルがありましたら、当サイトは、社団法人日本自動車購入協会（通称：JPUC）と提携しており、車買取事業者とのやりとりにおいて困ったこと、お悩みごとの相談がありましたら、 JPUCの「JPUC車売却消費者相談室」にご連絡をお願い致します。